相続分野の改正民法成立
2018-08-03
7月6日、参議院本会議で改正民法など関連法が成立しました。
この法律改正で相続分野の規定が40年ぶりに見直されました。
2020年7月までに順次施行される予定です。
今回の改正のポイントを以下まとめておきます。詳しくは、専門の解説書もぼちぼち出てき始めておりますのでそちらで確認しておいてください。私もできる限り関係する書籍を購入して勉強をしておきたいと思います。
ポイント1: 残された配偶者の保護を手厚くした。
ポイント2 : 介護や看護をした人に報いる制度が盛り込まれた。
ポイント3: 自筆証書遺言の利便性と信頼性を高める仕組みができた。
特に夫が亡くなった後、妻は優先的に住居に住み続けることができる(できやすい)制度となっているとこが特徴的です。
数年前の相続税法の大幅改正なども含めて、少子高齢化を迎えての相続を取り巻く仕組みも大きく変わってきています。みんなで議論しながら、個々のケースに一番ふさわしい選択ができるようにみんなで勉強をしてゆきましょう。
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